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あと施工アンカー施工士

あと施工アンカー施工士の概要

あとせこうあんかーせこうし

「あと施工アンカー施工士」は、建築物の土台工事などで欠かせない、アンカーボルトを打設後のコンクリートに穴をあけて打ち込む、あるいは叩き込んで打ち込む「あと施工アンカーボルト」の施工を専門とする技術者のための資格です。

あと施工アンカー施工士とは?

「あと施工アンカー施工士」は民間資格です。「一般社団法人あと施工アンカー協会(JCAA)」が主催している「あと施工アンカー」の施工に関する一定の技術水準の向上と維持を目的に創設されました。ですから、「あと施工アンカーボルト」の施工は、この資格がなくてもできます。ただし、専門性の高い作業なので、実際に施工に携わる技術者や作業員の多くは「あと施工アンカー施工士」の資格を取得することが多く、社内外的にも「あと施工アンカーボルト」の専門技術者であることの信頼性を得ることができます。

「あと施工アンカーボルト」の性能審査は、国土交通省の施工指針や抜き取り試験によって担保されることになっているので、資格者の設置の義務付けなどが法的に定められているわけではありません。有資格者の施工であっても審査に引っかかってしまうと不合格となります。ですから、有資格者は資格取得後も適宜講習を受けることとなっていて、施工審査の基準や検査方法についても研鑽を積んでいくことになります。

「あと施工アンカー施工士」としてキャリアを積んだ場合、同じJCAAの認定する資格で「あと施工アンカー技術管理士」という上位資格があります。これは「あと施工アンカー」工事の現場責任者向けの資格で、施工計画や施工図の作成、あと施工アンカー耐久試験に関する評価基準などについての技術能力を有する者として評価を受けます。「あと施工アンカーボルト」の施工はどの建設現場でも必須の工程ですので、専門知識や技能を有する人材は常に需要があり、有資格者はキャリアアップや就職、転職に有利になると予想されます。