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型枠施工技能士

型枠施工技能士の概要

かたわくせこうぎのうし

型枠施工技能士は職業能力開発促進法にもとづく国家資格で、上級技能者の1級は厚生大臣、中級技能者の2級は各都道府県知事の合格証が発行されます。

型枠施工技能士は建設科の職業指導員の受験時には、実技試験が免除される高い技術をもつ型枠組み立ての技能者です。

型枠施工技能士とは?

型枠工事の仕事は、鉄筋コンクリート工法で杭の上に鉄筋を組んだものを枠で形成してコンクリートを流して固めるものです。型枠施工技能士はビルや橋、トンネルなどの、コンクリートを使用する工事で型枠が必要になるものすべてを行います。あらかじめ設計により型枠を組み立てコンクリートを流しますが、施工図を作り材料をそろえて測量・加工をする高度な技術者で1級と2級があります。

似た資格には登録型枠基幹技能者があり、これは国家資格ではなく日本型枠工事業協会が認定する民間資格です。登録型枠基幹技能者は実務経験が重視された受講資格を持つ人が認定講習会を受講して認定されるものです。

型枠工事をする型枠工は経験年数に応じて資格を取得しながら技術を向上させるので、40才前後で給与が高くなる傾向があります。型枠大工の初任給は16万円位からで、推定平均給与は20代で18万円位、30代で26万円位、40代で38万円位となっています。給与は日給月給制が多いのですが熟練工では出来高払いもあり、大きな企業では月給制となっているようです。月給制でも能力給の会社が多いので、型枠施工技能士の資格を持つなど高い技能が証明されていれば高収入を見込めるでしょう。

型枠施工技能士の仕事はビル工事では都会に集中しますが、土木工事は道路や橋など全国各地にあり、需要は多いと言えます。型枠工には若年層が少なく中高年齢層が中心となっていますが、これからは型枠施工技能士の資格を持つ理論と技能をマスターした専門技能工が多くなると推測されています。