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大工職人

大工職人の概要

だいくしょくにん

大工職人は木造住宅を作ることが多く、設計図をもとに高度な技術により一貫して造り上げていきます。形になって残るものを完成させる、やりがいがある大切な仕事です。しかし建設業界では長く人手不足が続いている現状で、若年層の育成が求められています。

大工職人とは?

大工職人は主として木造の建造物の建築と修理を行う職人です。古くは番匠(ばんじょう)とも言われ各職人を統率する人や工事全体の長を指し、建築技術者の職業の階級を示していました。江戸時代からは一般の職人も大工と呼び、統率者を棟梁と呼ぶようになりました。大工にはそれぞれ造る対象によって宮大工、家屋大工、船大工、建具大工、家具大工などの種類があります。

一般家屋では大工は現場に常駐し、木を使って骨組みを仕上げてから外壁や屋根などの下地をつくります。和室の造作には高い技術が必要で、棟梁など特定の大工が担当します。

大工は主に木材加工と組み立てという、2つの作業を中心に行う仕事。木材加工は工務店などの専用の作業スペースで行いますが、組み立てはなく加工中心の日もあります。木材加工は2次元の設計図から木材を切り出し3次元にするという重要な仕事ですが、施工技術が進み大工の仕事は簡略化の傾向にあります。

大工の仕事には段取りや道具の手入れなどの様々な仕事がありますが、高所での作業などでの事故を防ぐためには集中力も必要です。高い技術に加えて、大工職人は自己管理ができるバランスのとれた人材が望ましいのです。

また近年のIT化の流れで、CAD(製図ソフト)を用いて図面を描くとか工程表を作るなどの仕事も行われています。

大工は数年に及ぶ現場での見習い期間があり一人前になるには3年くらいから、独立するには5~10年かかるとも言われています。