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屋外広告士

屋外広告士の概要

おくがいこうこくし

街中で見かける巨大な看板やディスプレイ。これらを製作・設置する企業には必ず「屋外広告士」を置く必要があります。屋外広告士とは、いわば広告の製作や設置に関するプロのことです。

屋外広告士とは?

屋外広告士とは屋外に設置する広告や看板などを製作・設置するために必要な知識と技術を身につけた専門家です。国土交通大臣の認定資格の1つで、取得すると「業務主任者」として仕事に従事することができます。屋外広告に携わる会社は事業所ごとに、一定要件を満たした業務主任者を置くことが義務付けられています。ただし、各都道府県が実施する「屋外広告物講習会」課程を修了することでも業務主任者になれることから、独占的な資格というわけではありません(中には屋外広告物講習会を受講しても業務主任者として登録できない自治体もあるので、その場合には屋外広告士の資格取得が必要です)。実際の仕事は製作・設置する広告もしくは看板の内容に関する打ち合わせ、取り付け、設置管理まで幅広く携わります。また、各都道府県の条例や屋外広告法などによって規制が設けてあるので、安全性や法規の遵守に努める義務があり、設置時のみならず設置後も定期的な管理が必要です。店舗内や公共機関など営業時間や開館時間が決まっている施設で仕事をする際には、休日や夜間など人の出入りがない時に看板設置をすることもあるので、不規則な時間帯に勤務することもあります。

働く場所は広告関連会社が多く、工務店や設計事務所などで働いている人が取得することもあるようです。屋外広告士は営業所ごとに必要な人材なので、資格を取得することで資格手当が出されることが多く、収入アップやキャリアアップにつながります。さらに、これから関連業種に就職・転職したい人にも有利になる資格でしょう。