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工事担任者

工事担任者の概要

こうじたんにんしゃ

ネット社会と呼ばれるようになって久しいですが、その重要性はますます高まっています。今やネットなしで私たちの生活は成り立たないといっても過言ではないでしょう。

そこで、必要となってくるのがインフラを維持するための技術者です。工事担任者はその技術者を確保するための重要な資格のひとつです。

工事担任者とは?

工事担任者は総務省が管轄している国家資格のひとつです。通信回線の配線工事のための資格であり、工事担任者だけでは意味がよくわからないため、電気通信工事担任者と呼ばれることもあります。この資格を取得すると、家庭や企業にある通信端末設備の接続や配線工事、監督業務が行えるようになります。より具体的に言うと、電話線、LANケーブルの配線作業、それらの差し込み口の移設・増設などの工事やそれらに対する監督業務ができるようになるというわけです。逆に言えば、工事担任者を付けずにこれらの作業を行えば違法になります。

次に資格を活かした就職先ですが、電気通信事業、通信設備工事、電気設備工事、通信機器販売などの会社が挙げられます。情報通信回線の分野は今後も需要が高まると考えられており、それに付随した工事を行うには工事担任者が欠かせないため、資格を取得していれば就職や転職には有利に働く可能性は大です。給与についてははっきりしたデータはありませんが、電気工事関連の企業に就職した場合、40歳で500万円前後が目安となります。あとは資格手当などでどれだけ上乗せがあるかです。

もし、さらなるキャリアアップを目指すのであれば、工事担任者の上位資格に当たる電気通信主任技術者の資格取得に挑戦するという手もあります。工事担任者ができるのは端末の通信設備と配線に関する工事に限られていますが、電気通信主任技術者の役割は交換機や伝送路を含む大規模なネットワーク工事にまで及びます。したがって、この資格を取得できれば仕事の幅が広がり、大幅な給与アップも期待できるようになるでしょう。