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浄化槽設備士

浄化槽設備士の概要

じょうかそうせつびし

世界でも最も安全で美味しいとさえ称される日本の水。ここでご紹介する浄化槽設備士は、浄化槽管理士、浄化槽技術管理士と並んで、日本の浄化槽を守っている仕事です。

浄化槽設備士とは?

浄化槽設備士とは、浄化槽法に基づく国家資格で、公益財団法人日本環境整備教育センターが行う浄化槽設備士資格試験の合格者、もしくは浄化槽設備士講習の修了者を指します。

浄化槽設備士は、マンションの建設やリフォームなどの浄化槽の設置工事において、施工図の作成や施工内容の監督・指導の役割を担います。同じく浄化槽に関わる国家資格に浄化槽管理士があります。浄化槽管理士は、水質汚濁防止のため、浄化槽設備の保守点検の役割を担います。このほか、浄化槽管理士が20時間の講習を受講することによって得られる浄化槽技術管理者という資格があります。浄化槽技術管理者とは、501人以上が働いている浄化槽で管理などの職務を担うことができる資格です。浄化槽設備士は難易度の高い資格ではないため1つだけではなかなか有効活用できないかもしれませんが、浄化槽管理士、浄化槽技術管理士とあわせて取得しておくと建築業者や工務店、浄化槽設備会社などへの就職にあたって有利になるでしょう。

し尿及び雑排水を公共水域へ放流するには、終末処理下水道や法定の処理施設による場合を除き、浄化槽による処理を経なければなりません。浄化槽の設置工事にあたっては、営業所ごとに浄化槽設備士を置かなければならず、常に一定のニーズが認められるといえます。その給与は20万から25万円程度といわれていますが、経験年数に応じてより多額の給与をもらうこともできるでしょう。職場において資格取得が推奨されているような場合には、資格手当がつくこともあるでしょう。