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管工事施工管理技士

管工事施工管理技士の概要

かんこうじせこうかんりぎし

冷暖房、空調、給湯、ダクト、浄化槽、ガス配管など、普段はあまり目立ちませんが、配管は私たちの生活になくてはならない存在です。そして、その工事の中心的役割を担う管工事施工管理技士は大変意義のある仕事だと言えるでしょう。

管工事施工管理技士とは?

管工事施工管理技士は国家資格である施行管理技士のひとつであり、1級と2級に分かれています。配管工事について高度な技術と経験を有していることを証明する資格であり、2級を取得すると一般建設業の専任技術者や比較的な小規模な工事の監督・指導が行える主任技術者になることができます。さらに、1級を取得すると特定建設業の専任技術者やより規模の大きな工事の監督・指導が行える監理技術者になることができるのです。

しかも、これらの技術者は必ず工事現場に派遣しなくてはならず、また、施工管理技士が多く所属していることが会社の評価にもつながります。したがって、この資格を取得することで昇給や昇進も期待できますし、転職の際も断然有利です。特に、建設業界では監理技術者の高齢化が進んでいるため、若いうちに1級を取得しておけば大変重宝されるでしょう。

主な就職先としては建設会社や配管工事会社などが挙げられます。配管工の年収は40歳で平均400万前後ですが、管工事施工管理技士の資格を取得していれば資格手当がつく場合が多く、経験や実績を積むことで年収の大幅アップも期待できるでしょう。また、管工事施工管理技士の中にはさらなるキャリアアップを目指し、建築士のアドバイスを行う建築設備士の資格を取得する人もいます。

同じ配管工事の国家資格である配管技能士は個人が直接工事を行うための資格であり、現場を管理・指導するための資格である管工事施工管理技士の資格とは性格が異なります。