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造園技能士

造園技能士の概要

ぞうえんぎのうし

造園と聞くと庭や公園などの手入れを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、自然との共存をテーマに作られる近代の建築物においてはオフィスやビルなどでも造園が行われています。このように造園の職域が広がるにつれて注目されているのが造園技能士です。

造園技能士とは?

造園技能士とは、住宅庭園や公園などの手入れをする造園のスペシャリストです。造園士が活躍する場面というと、大きな日本庭園のようなものをイメージしますが、これ以外にもさまざまな場所に職域があります。例えば、オフィスビル。新しく建てられているオフィスビルのなかには自然を取り入れた先進的なデザインを用いているところも多く、そこには本物の生きている植物が使われています。植物は生き物ですので手入れをせずに放っておけば当然枯れてしまいますし、成長することで外観的な美しさが損なわれてしまいます。そんな植物の手入れを行い、維持管理をしていくのが造園技能士の主な役目です。給与の水準は高い方ではなく、初任給で16~20万が相場です。

また、このほかにもマンションなどの集合住宅では緑を取り入れているところも多いので、こういった建築現場には多くの場合、造園技能士が携わっています。日本庭園に代表されるような植物の美しさを間近で感じ、自らの手で作り上げていく仕事ですので、自然が好きで景観を愛する人にはおすすめの職業です。造園技能士は技能士というだけあって自分の腕次第で仕事の評価が大きく変わってくる職人でもあります。そのため、センスや才能といった先天的な要素も大きく関係してくる仕事で、長い間経験を積んだからといって一人前の造園士になれるという保証はありません。このほか、外での仕事になるため、夏は暑く、冬は寒い環境で仕事をしなければなりません。美的センスが必要というとどこか穏やかな印象を受けますが、実際には体力的にもきつい仕事であるといえるでしょう。