工事管理システムは、工事に関わる人・予定・お金の情報をまとめて管理し、現場と事務所の仕事を効率化するシステムです。紙の日報やExcel、ホワイトボード、LINEに分かれていた情報を1か所に集めることで、転記や集計の手間を減らせます。
ただし、「工事管理システム」と呼ばれる製品は機能の幅が広く、すべての建設会社に同じ製品が適しているわけではありません。
元請として協力会社と工程・図面・写真を共有したい会社と、自社の建設職人さんの予定・日報を管理し、工事ごとの原価や利益を確認したい専門工事会社では、必要な機能が異なります。
この記事では、工事管理システム・施工管理システム・現場管理システムの違いを整理したうえで、おすすめの工事管理システム7製品を機能・料金・向いている会社から比較します。
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工事管理システムとは
工事管理システムとは、工事に関わる案件・予定・人員・日報・見積・原価・請求などを管理するシステムです。
ただし「工事管理システム」という言葉は、使う人やサービスによって指す範囲が異なります。元請が現場を管理する「施工管理システム」と、専門工事会社が自社の現場や建設職人さんを管理する「現場管理システム」の両方を含めて呼ぶこともあれば、現場管理システムとほぼ同じ意味で使われることもあります。
名前だけで判断せず、「誰が、何を管理するためのシステムか」を確認することが重要です。
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工事管理システム・施工管理システム・現場管理システムの違い

3つの違いは、誰が使い、何を管理するかです。
呼び方 | 主に使う会社 | 主に管理するもの |
|---|---|---|
施工管理システム | 元請・ゼネコン・工務店など | 協力会社を含む現場の工程・写真・図面・検査・書類など |
現場管理システム | 専門工事会社など | 自社の予定・日報・出面・原価・請求など |
工事管理システム | 建設会社全般 | 案件・施工・人員・原価・請求など。製品によって対象範囲が異なる |
この記事では、工事管理システムを「施工管理と現場管理を含む広い呼び方」として整理します。
施工管理システムは元請の現場全体の管理に使われることが多い
施工管理システムは、ゼネコンや工務店などの元請が、協力会社と一緒に現場を進める用途で使われる製品が多くあります。
工程表・写真・図面・検査・現場への連絡などを関係者で共有し、「最新の図面が伝わっていない」「工程変更の連絡が漏れた」といった問題を減らすことが主な役割です。代表的な製品にはANDPADやKANNA、ダンドリワークなどがあります。
専門工事会社が元請指定の施工管理システムへ写真や報告を入力していても、それは元請側の施工管理であり、自社の建設職人さんの差配・勤怠・原価管理とは別に考える必要があります。
現場管理システムは専門工事会社の自社管理に使われることが多い
現場管理システムは、とび・電気・管・内装などの専門工事会社が、自社の現場や建設職人さんを管理する用途で使います。
誰をどの現場へ配置するかという差配、日報・出面・勤怠、見積・請求、工事ごとの原価や利益などを管理します。
特に専門工事会社では、建設職人さんの日報に記録した人工を労務費として集計し、材料費・外注費・経費などと合わせて工事原価を把握することが重要になります。
工事管理システムは製品ごとに管理範囲が異なる
「工事管理システム」として提供されている製品には、施工管理を中心とするもの、原価・工事台帳を中心とするもの、現場から経営まで幅広く扱うものがあります。
そのため、「工事管理システムだから必要な機能が全部ある」と考えるのではなく、自社が減らしたい仕事を基準に比較しましょう。
専門工事会社向け工事管理システムの主な機能
専門工事会社が利用する工事管理システムでは、現場で入力した情報を事務作業へ再利用できるかが重要です。
機能 | できること | 減らせる手作業の例 |
|---|---|---|
差配・予定管理 | 建設職人さんや協力会社を現場へ配置し、予定を共有する | ホワイトボード更新、予定変更の個別連絡 |
日報・出面管理 | スマートフォンから日報を提出し、人工・出面を集計する | 紙の日報からExcelへの転記 |
勤怠管理 | 出退勤を記録し、勤務実績を集計する | タイムカードの手集計 |
実行予算・原価管理 | 予算と実際に発生した費用を工事ごとに比較する | 原価表の手入力・集計 |
工事台帳・粗利管理 | 売上・労務費・材料費・外注費などから採算を確認する | 月末の工事台帳作成 |
見積・請求・入金管理 | 見積書・請求書を作成し、請求・入金状況を管理する | 書類への重複入力、請求漏れの確認 |
差配・予定管理
どの建設職人さんや協力会社を、いつ、どの現場へ配置するかを管理します。
急な工程変更や雨天で予定を組み直した場合でも、最新の予定をスマートフォンなどから確認できれば、ホワイトボードを書き換えて一人ずつ電話やLINEで連絡する作業を減らせます。
日報・出面・勤怠管理
建設職人さんが現場から日報を入力し、出面・人工や勤務実績を集計します。
重要なのは、紙をスマートフォンへ置き換えることだけではありません。入力された人工を事務側で再入力せず、勤怠や工事原価などへ利用できるか確認しましょう。
2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されているため、勤務実績を正確に残せる仕組みも重要です。
実行予算・工事原価・粗利を管理する
見積時の実行予算と、実際に発生した労務費・材料費・外注費・経費などを比較します。
工事が終わってから赤字に気づくのではなく、工事途中で原価が予算を上回っていないか確認できることが重要です。
クラフトバンク総研の「中小建設業経営実態調査2026」では、現場別の原価管理が「できている」と回答した割合は、業績が拡大している企業で84.0%、縮小している企業で59.0%でした。
見積・請求・入金を案件情報と合わせて管理する
工事管理システムによっては、案件情報を使って見積書・請求書を作成し、発注・仕入・入金まで管理できます。
現場と事務で同じ案件情報を利用できれば、会社名・現場名・工事内容などを何度も入力する作業を減らせます。
工事管理システムの選び方
工事管理システムは、機能が多い製品を選ぶのではなく、自社で現在発生している手作業をどこまで減らせるかで比較します。
管理したいのが施工現場全体か自社の業務かを決める
最初に確認したいのは、誰の仕事を管理したいかです。元請として協力会社と工程・図面・検査・施工写真を共有したい場合と、自社の建設職人さんの差配・日報・原価・利益を管理したい場合では、選ぶシステムが変わります。
両方必要な会社では、一つの製品ですべて行う方法だけでなく、元請指定の施工管理システムと自社向けの工事管理システムを使い分ける方法もあります。
現在の手作業が実際になくなるか確認する
「日報機能あり」「原価管理あり」という機能名だけでは判断しないことが重要です。
たとえば現在、
日報を回収する
→ 人工をExcelへ転記する
→ 材料費・外注費を入力する
→ 原価表を作る
→ 工事台帳を作る
という作業をしている場合は、デモで同じ業務を実際に操作してもらい、どの入力が残るのか確認しましょう。
料金は初期・月額・人数・オプションを含めて比較する
工事管理システムは製品によって課金方法が異なります。
月額料金だけでなく、
- 初期費用
- 利用人数による追加料金
- 協力会社アカウントの料金
- 必要機能のオプション料金
- 導入支援・説明会の料金
まで含めて確認しましょう。
価格が安くても別のExcelやシステムが残れば、二重入力の手間も残ります。現在利用しているシステムを何個置き換えられるかまで見ると、費用対効果を判断しやすくなります。
現場で使い続けられるか確認する
管理者にとって便利でも、現場から情報が入力されなければ工事管理システムは機能しません。
実際に日報や予定を利用する建設職人さんにもデモやトライアルへ参加してもらい、
- スマートフォンから迷わず入力できるか
- 毎日システムを開く必要があるか
- 日報未提出者への連絡方法
- 予定変更をどう伝えるか
まで確認しましょう。
導入後の運用まで支援してもらえるか確認する
工事会社ごとに帳票・単価・原価の考え方・承認方法は異なります。導入前には、現在使用している日報・見積書・原価表・工事台帳などを見せて、自社の業務をどこまで再現できるか確認するとよいでしょう。
システム操作だけでなく、現在の業務をどう変更するかまで相談できるかも重要な比較ポイントです。
工事管理システムおすすめ7選を比較
工事管理システムは、機能数だけで比較しても自社に合う製品は判断できません。
2026年10月30日時点の公式情報をもとに、特に比較対象になりやすい7製品を「どの会社・業務に向いているか」で整理しました。
システム | 特に向いている会社・業務 | 主な管理範囲 | 料金(税込表記がないものは税別) |
|---|---|---|---|
クラフトバンクオフィス | 自社の建設職人さんを抱える専門工事会社 | 差配、日報、勤怠、見積、実行予算、原価、工事台帳、請求、経営管理 | 個別見積もり |
サクミル | 価格を抑えて現場・事務・原価をまとめたい工事会社 | 案件、予定、日報、見積、実行予算、原価、工事台帳、請求 | 初期0円、月額9,800円〜※ |
現場Hub | 設備工事・メンテナンス会社 | 案件、予定、写真、日報、見積、請求、支払、原価、報告書 | 個別見積もり |
ANDPAD | 元請・施工会社で現場から受発注・原価まで広く管理したい会社 | 工程、写真、図面、報告、原価、受発注、請求など | 個別見積もり |
KANNA | 複数現場の進捗・写真・報告を社内外で共有したい会社 | 案件、工程、写真、資料、報告、承認、帳票 | 初期0円、月額は個別見積もり |
ダンドリワーク | 元請・工務店として協力会社との情報共有を改善したい会社 | 現場情報、写真、資料、コメント。工程・受発注等はオプション | 初期20万円〜、月額1万5,000円〜 |
SPIDERPLUS | 図面・写真・検査業務の効率化を重視する会社 | 図面、写真、電子黒板、検査、帳票、指摘管理 | 個別見積もり |
※サクミルは無料トライアル開始から12か月後の月末までを「導入浸透期間」とし、有料利用期間中は月額9,800円です。利用規約上の通常基本月額は19,800円です。
クラフトバンクオフィス:専門工事会社の日報・原価・工事台帳を管理
クラフトバンクオフィスは、専門工事会社をはじめとする工事会社向けの工事管理・経営管理システムです。差配・日報・勤怠から、見積・実行予算・原価・工事台帳・請求まで管理できます。
特に、自社の建設職人さんの日報や人工を工事原価の管理に活用したい専門工事会社におすすめです。料金は個別見積もりとなります。
サクミル:月額9,800円〜で工事管理を幅広く始められる
サクミルは、案件管理・スケジュール・日報・見積・実行予算・原価・請求・工事台帳などを管理できる工事会社向けシステムです。
日報から工事台帳へ原価を集計する機能もあり、「低価格だから原価管理は簡易的」と考えるのは正確ではありません。
2026年10月30日時点では初期費用0円で、無料トライアル開始から12か月後の月末までの導入浸透期間は月額9,800円です。20アカウント・300GBが含まれ、通常の基本月額は19,800円です。
費用を明確にしたうえで、見積・日報・原価・請求などをまとめたい中小規模の工事会社では有力な候補です。
現場Hub:設備工事・メンテナンス業務との相性がよい
現場Hubは、案件・スケジュール・写真・日報・見積・請求・支払・原価・報告書などを管理できる工事会社向けシステムです。
特に空調・給排水・電気などの設備工事やメンテナンス会社の導入事例が多く、過去の施工情報を検索しながら、多数の修理・点検案件を管理する業務と相性があります。
協力会社アカウントが無料で、データ容量も無制限です。2026年には、見積・報告書・原価集計などを支援する現場Hub AIや、設備保守の定期契約を管理する機能も提供されています。
具体的な料金は公開されておらず、個別見積もりです。
設備・メンテナンス案件を多く扱い、案件情報と事務作業を一つにまとめたい会社では比較対象になります。
参考:現場Hub公式サイト
ANDPAD:施工管理から原価・受発注・請求まで広く管理
ANDPADは、工程表・写真・図面・チャット・報告などの施工管理を基盤として、原価・受発注・請求、営業管理、アフター対応などへ利用範囲を広げられる建設会社向けシステムです。
施工管理機能では、案件ごとに工程表・写真・図面・報告などを管理し、元請・協力会社を含む関係者で最新情報を共有できます。
一方で、ANDPADには原価・受発注・請求管理もあるため、「現場共有だけのシステム」として比較するのは正確ではありません。施工管理だけでなく、会社全体で利用範囲を広げたい元請・工務店・施工会社では有力な候補です。
料金は初期費用・月額費用・オプション費用で構成され、具体的な金額は公開されていません。
KANNA:複数現場の進捗・写真・報告を社内外で共有
KANNAは、案件・工程・写真・資料・チャット・報告・承認フローなどを管理できる現場管理アプリです。
複数の現場を一覧・ボード・カレンダーで横断して確認でき、案件ごとの写真・図面・報告を関係者へ共有できます。普段使用しているExcel帳票を電子化するKANNAレポートも提供されています。
すべてのプランで初期費用は0円、他社アカウント数は無制限です。ライト・ベーシック・エンタープライズの3プランがありますが、具体的な月額料金は公開されていません。
多くの現場を同時に管理し、社内外の関係者との進捗・写真・報告の共有を重視する場合に比較しやすい製品です。
ダンドリワーク:元請と協力会社の現場情報共有に強み
ダンドリワークは、元請・工務店などが協力会社を含む現場関係者と、現場情報・写真・図面・仕様書・コメントなどを共有する施工管理アプリです。
基本機能は現場情報・写真・資料・掲示板・現場コメントで、工程表・受発注・検査・報告書・施主共有・入退場などはオプションとして提供されています。
2026年10月30日時点で、初期費用は20万円〜、月額利用料は1万5,000円/月〜です。実際の費用はアカウント数や利用するオプション、導入説明会などによって変わります。
複数の協力会社へ最新の図面・工程・現場情報を共有したい元請・工務店では比較しやすいサービスです。
SPIDERPLUS:図面・写真・検査業務を効率化
SPIDERPLUSは、図面管理・写真管理・電子黒板・資料閲覧・帳票作成・検査など、施工現場で発生する業務を効率化する現場管理アプリです。
建築だけでなく、空調衛生設備・電気工事・プラント向けの機能もあり、図面上での指摘管理や各種検査、測定結果の記録などに対応しています。
そのため、日報・原価・請求をまとめることよりも、現場で扱う大量の図面・写真や検査業務を効率化したい場合に強みがあります。
料金は会社規模や現場に合わせた個別提案となっており、具体的な金額は公開されていません。
参考:SPIDERPLUS「機能一覧」、SPIDERPLUS「よくある質問」
専門工事会社の工事管理ならクラフトバンクオフィス
専門工事会社で、予定・日報・勤怠と、工事原価・工事台帳・利益管理をまとめて見直したい場合は、クラフトバンクオフィスがおすすめです。
その理由については下記で整理していきます。
日報の人工を労務費として工事原価へ利用できる
クラフトバンクオフィスでは、建設職人さんが日報へ入力した人工を、出面集計や労務費として利用できます。
材料費・外注費・経費なども案件ごとに管理し、見積時の実行予算と実績原価を比較できます。紙の日報をスマートフォンへ変えるだけではなく、その後に事務担当者が行っていた転記・原価集計まで減らしたい会社に向いています。
LINEを使って予定・日報の運用を続けやすくする
クラフトバンクオフィスでは、予定登録や日報提出についてLINEで通知できます。
建設職人さんが新しい業務システムを毎日確認することを前提にせず、普段利用しているLINEを使って予定確認や日報提出を促せます。
会社ごとの帳票・管理方法に合わせて調整できる
工事会社では、「自社だけの見積書」「独自の原価計算」「昔から使っている工事台帳」などが残っていることがあります。
クラフトバンクオフィスでは、現在の業務・帳票・確認したい数字をヒアリングし、会社に合わせた設定・調整を相談できます。
導入時には対面での説明にも対応しているため、社内にシステム導入を専門に担当する人がいない会社でも相談できます。
【専門工事会社向け】今使っている日報・原価表・工事台帳についてクラフトバンクに無料で相談する
クラフトバンクオフィスの導入事例
クラフトバンクオフィスでは、会社名・工種・従業員規模を公開した導入事例を確認できます。
会社 | 導入前の課題 | 導入後 |
|---|---|---|
六合木材株式会社/基礎・外構 | 紙・LINEの報告をExcelへ転記して原価を集計 | 月約80時間かかっていた転記・集計作業が不要に |
航優技巧株式会社/土木 | 日報・勤怠・原価などの集計に毎日約2時間 | 日報入力後の集計作業を削減し、工事ごとの数字を確認できるように |
株式会社ナカゼ/塗装・防水 | Excelで工事ごとの原価・粗利を集計 | 顧客ごとの損益を把握し、赤字工事を見直せるように |
参考:
六合木材株式会社の導入事例
航優技巧株式会社の導入事例
株式会社ナカゼの導入事例
工事管理システムに関するよくある質問
工事管理システムと施工管理システムの違いは何ですか?
製品によって呼び方が異なるため、明確な統一基準があるわけではありません。この記事では、工程・写真・図面・検査など施工現場全体の管理を中心とするものを施工管理システム、施工管理システムと現場管理システムの両方を含む広い呼び方として工事管理システムを使用しています。
名称よりも、誰が何を管理するための製品なのかを確認しましょう。
工事管理システムにはどのような機能がありますか?
案件管理、差配・予定管理、工程表、日報・出面、勤怠、写真・図面、見積、実行予算、発注・仕入、原価、工事台帳、請求・入金などがあります。
ただし、すべての製品に同じ機能があるわけではありません。工程・写真に強い製品、原価・工事台帳に強い製品など特徴が異なります。
工事管理システムの料金はいくらですか?
月額1万円前後から利用できる製品もありますが、利用人数や機能に応じた個別見積もりの製品も多くあります。
2026年10月30日時点では、サクミルは導入浸透期間が月額9,800円、ダンドリワークは月額1万5,000円〜、KANNAは初期費用0円で月額は個別見積もりです。
クラフトバンクオフィス、ANDPAD、現場Hub、SPIDERPLUSの具体的な料金は公開されていません。
小規模な工事会社でも工事管理システムは必要ですか?
従業員数だけで判断する必要はありません。
少人数でも、紙の日報をExcelへ転記している、社長しか原価が分からない、複数現場の予定変更を毎日電話しているといった状態であれば、工事管理システムによって削減できる作業があります。
一方、現場数が少なくExcelだけで問題なく管理できている場合は、無理に導入する必要はありません。
専門工事会社にはどの工事管理システムがおすすめですか?
自社の建設職人さんの予定・日報・勤怠と、実行予算・原価・工事台帳・利益まで管理したい場合は、クラフトバンクオフィスを検討するとよいでしょう。
低価格から幅広い工事管理機能を利用したい場合はサクミル、設備・メンテナンス案件の管理を重視する場合は現場Hubも候補になります。実際に選ぶ際は、現在使っている日報や原価表を各社へ見せ、自社の手作業がどこまでなくなるかを確認することが重要です。
まとめ
工事管理システムは、案件・予定・日報・工程・原価・請求など、工事会社で発生する情報を管理するシステムです。
ただし、製品によって得意分野は大きく異なります。
元請として協力会社と工程・図面・写真を共有したい場合はANDPAD・KANNA・ダンドリワーク、図面・写真・検査を効率化したい場合はSPIDERPLUS、設備・メンテナンス案件を広く管理したい場合は現場Hubなどが候補になります。
一方、専門工事会社で、自社の建設職人さんの予定・日報・勤怠を管理し、日報の人工や材料費・外注費などから工事ごとの原価・利益を確認したい場合は、クラフトバンクオフィスを検討してみてください。
システム名や機能数だけで選ばず、「現在、人が転記・集計・連絡しているどの仕事をなくしたいのか」を整理してから比較することが、工事管理システム選びで最も重要です。