「クラフトバンクとの出会いは最悪。緊急時に助けられ、今では大感謝」

更新日：2020年10月29日

株式会社カワグチコーポレーション: 所在地：大阪府守口市／自社請け可能工種：住宅リフォーム・店舗リフォーム(材工)、サッシ工事(材工)、木製建具・サッシ工事(材工)／取材対象：株式会社カワグチコーポレーション代表取締役・川口哲央(かわぐち・のりお)

クラフトバンクをどのように知りましたか？

スタッフさんから、確か電話がかかってきたんだと思います。まだクラフトバンクさんの立ち上げ当初でしたかね。そのときに、構想などの話を聞きましたが、私の中でピンときていないことも多く、あまり魅力を感じるには至りませんでした。

しばらくして、クラフトバンクのスタッフさんから、ほかの会員さんが美装屋さんを探していて困っているという相談を受けたことがあったんです。そこで、私の知り合いの会社さんを紹介したんですけど、そしたら最終的にその会員さんが工事代金を払わずに逃げてしまったと。

結局、なんとか代金を回収することはできたのですが、あくまで企業同士の直接やり取りの中でのトラブルとは言え、紹介した手前こっちの面子もなかったですし、私のクラフトバンクへのイメージは悪くなっていました。

私の周りの建築関係の仲間からも、建設業界向上委員会(クラフトバンクが運営する建設会社が集まる交流会)の話や良い噂なども聞いていたので、「しっかり運営の方は回っているんだなぁ」と思ってその後も見ていました。

そんな中で、再度スタッフの方がウチの会社に来て、熱心に「今、クラフトバンクはこう変わりました。騙されたと思って使ってもらえないですか。それでダメなら辞めてもらっても構いませんので」とお願いされましてね。そこまで言うならわかりましたと、一度信じてみることにしました(笑)。

弊社のリフォームの方でさまざまな工事が必要になってくるので、協力会社さんの力が必要でした。弊社が長年続けている建具工事だけをやっていたとしたら、クラフトバンクには入っていなかったと思います。

クラフトバンクを利用した効果は？

建設業界向上委員会で多くの会社と繋がることができました。また、クラフトバンクのページ上にも工事案件を登録したところ、多くの応募をいただき、何社か関係性を築くこともできています。

つい先日、弊社の現場でトラブルが起こり、急遽足場を組まなければいけないことがあったんですが、この時にとても助けられました。明日には組なければいけないような緊急案件だったのですが、普段お世話になっている足場屋さんもさすがにそこまで急には動けないので困っていました。

そこでクラフトバンクさんに相談させてもらったら、会員さんの中から足場屋さんを1社紹介してもらえたんです。あれは本当に感謝でしたね。

これができたのも、やっぱり建設業界向上委員会やゴルフコンペに行って、スタッフさんと頻繁に交流させてもらっているからかもしれません。支払い能力などを含めて「川口さんなら、問題なく紹介できる」と思ってもらえたのではないかと。

やっぱり、困った時の窓口があって、スタッフの顔もわかるというのは、ほかのマッチングサービスと比べても、クラフトバンクの強みなのではないでしょうか。

これは来なかった本人の問題で、クラフトバンクさんにどうこう言うことではないですが、ウェブの方で問い合わせを受けたのに、面談当日すっぽかされることが何度かありました。

こっちも忙しい中、時間空けて待っていますから来てもらわないと困りますよね。

私もかつて職人でしたから、そうなってしまった気持ちはわからなくありません。職人さんは、目の前の現場に全力ですからね。ただ、それでもやはりアポがあったら行くのも当然の仕事の内です。

だからこそ、利用者のビジネスマナーなどの向上を計ってくれるような取り組みなどがあれば、マッチングの質もさらに上がると思います。

約半世紀続いてきた木製建具工事会社・カワグチコーポレーションの2代目社長、川口さんが父から受け継いだ仕事へのプライドと、そんな会社が2本目の柱としてリフォームを始めるに至った経緯と工夫をインタビューで語っています。

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