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地質調査技士

地質調査技士の概要

ちしつちょうさぎし

地質調査のスペシャリストである地質調査技士は、建築業界を中心にニーズが高い資格です。

地質調査技士の歴史は古く、昭和41年に発足した資格となっています。

地質調査技士とは?

地質調査技士とは、地質調査の知識と技能を認定する資格です。今まで約21,000名がこの資格を取得しており、現在も約13,000名が登録を継続しています。また、地質調査技士の資格は5年ごとの更新制となっており、講演会の受講か継続教育記録CPDの報告のいずれかを選択することが可能です。

以前は、地質調査技士資格は1種類でしたが、平成15年より3つの部門制が導入されました。これは多様化する地質調査に対応するため、より専門性を高めることを目的としています。よって地質調査技士の資格を取得する場合は、「現場調査部門」「現場技術・管理部門」「土壌地下水汚染部門」から選択する必要があります。

現場調査部門は、ボーリングに関する専門的な知識と機器を操作するための技術が必要とされます。現場では主にボーリング作業の責任者となることが多いでしょう。現場技術・管理部門は、地質調査と物理検査、土質試験のスペシャリストです。情報を分析し、そこから総合的な判断をする管理者としての役割を果たします。

土壌地下水汚染部門は、土壌や地下水の汚染状態をチェックし、その管理方法について検討する専門家です。工事を行う前に汚染状況を確認することで、安心・安全な環境を目指します。

就職先は地質調査会社や建設コンサルタント会社などとなります。会社によって異なりますが、資格手当が支給されることが多く、就職後の給与アップが期待できる資格となっています。