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基礎施工士

基礎施工士の概要

きそせこうし

建築物をつくるときに重要な基礎工事には、基礎施工士の専門性と技術が欠かせません。基礎施工士は地盤の条件や施工状況を見極めて地中の見えない地盤を掘削し、コンクリートを流すという高度な技術をもつ基礎工事のスペシャリストです。

基礎施工士とは?

基礎施工士は日本基礎建設協会が認定する民間資格で、場所打ちコンクリート杭を高度な品質管理で施工する施工管理者です。場所打ちコンクリート杭工法には、アースドリル工法、オールケーシング工法、リバース サーキュレーションドリル工法があります。どの方法でも地中の見えない地盤の中に掘削し、鉄筋かごを建込み生コンクリー トを打込んで杭基礎を施工します。目視で確認できないので、基礎施工士は施工法の特徴や地盤の性質を熟知していなければなりません。基礎施工士はこのように専門的な高い技術と知識が必要な資格です。

「施工管理技士」の中には建築業界に建設機械施工技士がありますが、国家資格になっていて基礎施工士とは異なるので混同しないように注意が必要です。

基礎施工士は平成28年~42年の15年間は新資格への移行試験が行われています。平成26年までに取得した資格は15年間(平成42年度まで)有効で、平成28年度から15年間で新資格を取得しなければならないとしています。

杭工事のスタッフ募集の求人は年収例として22才で約440万円です。この会社では資格取得を支援していて、基礎施工士の資格取得者には月1万5,000円の資格手当を支給するとのことです。また基礎施工士の求人では35才で月収45万円、年収 580万円(時間外手当含む)というものがあります。

基礎施工士の資格は建設にはなくてはならないものなので、就職や転職をする時にも有利になります。