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技術士

技術士の概要

ぎじゅつし

技術士は科学技術の専門家としての能力の証明となる国家資格で、資格取得者の多くはコンサルティングエンジニアとして自営業やコンサルタント会社などで活躍しています。

科学の応用面にたずさわる技術者としては最高峰の資格で、試験は全21分野から成り立っています。試験は2ステージからなり、論文式の問題や口頭試験などもあって、最終合格率は15%ほどとなかなかの難関です。

技術士とは?

技術士は第二次大戦後の復興の際、「社会的責任を持って活動できる権威ある技術者」の養成を目的に、アメリカのコンサルティングエンジニア制度を参考に1950年代から本格的に整備されてきた国家資格です。いわゆる科学技術や工業技術のコンサルティング業務を行うための資格で、これらの業務を行うために必要な知識や能力のあることの証明として国から認定を受けるものです。業務独占資格ではないので、技術士の資格がなくとも技術コンサルタントとしての業務に従事することはできます。ただ、実際に科学技術コンサルタントとして活動するためには、技術士の資格取得者の方が知見や経験、信用などの点で有利になりますので、取得を目指す技術者は多いようです。

また、隣接資格には技術士補という資格があり、こちらは技術士の一次試験合格者が取得することができ、技術士の業務を補助するものとして認定されます。この技術士補は技術士試験を受け、資格取得のためのステップとしても非常に有用なので、技術士合格を目指す方はステップアップの第一歩として取得を目指します。

技術士はそれぞれの業界で高く評価されることの多い資格で、特に建設業界では公共工事の入札の際の「経営事項審査項目」の1つとして、技術士資格取得者の数が高く評価されるだけでなく、国土交通省の建設コンサルタント登録制度においては技術士の設置が必須となっていることもあって、資格取得者は高い人材評価を受けます。技術士の専門分野登録でも、実に技術士の約半数近くが建設業分野での登録となっていますので、建設業界ではとてもメジャーな資格として評価されています。