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木材接着士

木材接着士の概要

もくざいせっちゃくし

日本では木造建築物は非常に一般的な存在ですが、近年では民家だけでなく商業施設や大型施設などにも増加する傾向があり、木材加工に長けた技術者の需要は増えつつあります。

木材接着士とは?

木材接着士は「公益財団法人日本木材加工技術協会(WTAJ)」が認定する民間資格です。木材を利用した建設工事などでは、木材の加工や生産、利用に関する専門知識を持ったスタッフが不可欠です。こうした木材の利用に関する技術の向上と維持のために、日本木材加工技術協会は4つの認定資格を創設しました。木材接着士はそのうちの1つです。

協会が認定する他の3つの資格は、「木材乾燥士」「木材切削士」「構造物集成材管理士」で、いずれも木材の切り出し、乾燥、保管といった重要な作業工程に関する専門技術の技術啓発のために創設されました。木材メーカーや建設会社などで木材を専門に扱う技術者のなかには、これらの資格をセットで取得する方も多いようで、それぞれ木材加工のスペシャリストとして活躍されています。

木材接着士の資格は、木材加工において重要な合板や集成材、パーティクルボードなどの生産に必要となる木材接着技術に関する知識や工場での安全管理や品質確保のための一定の知識を習得した方を対象に認定されます。現在まで約4000人以上の資格取得者がおり、各木材メーカーや木材加工会社、建設会社などで活躍しています。この資格を取得するだけで就職に有利になる、キャリアアップになるということはあまりないようです。ただし木材を扱う会社で働いている技術者が取得することで、社内的にも、対外的にも木材加工に関するスペシャリストであるというアピールにつながっていくことが期待できます。