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鉄骨工事管理責任者

鉄骨工事管理責任者の概要

てっこつこうじかんりせきにんしゃ

「鉄骨工事管理責任者」は建築物の建設に欠かせない鉄骨工事における鉄骨製品の検査や管理、現場工事の計画や管理などを指導する立場の技術者のための資格です。

鉄骨工事管理責任者とは?

「鉄骨工事管理責任者」は「一般社団法人日本鋼構造協会」が認定する鉄骨工事現場の現場責任者のための資格です。民間資格なので、鉄骨工事現場で働くために必須となる資格ではありません。ただし国土交通省の監修する「建築工事監理指針」においては鉄骨工事に関する管理技術者としての資格として位置づけられていて、東京都の監修する「建築工事施工計画等の報告と建築材料試験の実務手引き」では「鉄骨工事管理責任者」の設置が推奨されるなど、公的な機関からは鉄骨工事の専門技術者としての専門性が認められています。ですから、民間資格でも鉄骨工事を施工する建設会社にとって有資格者は非常に頼りになる存在です。

平成11年から資格制度を開始した比較的新しい資格となりますが、建設会社の技術者を中心に全国で約6000人以上の有資格者が活躍しています。「日本鋼構造協会」ではこの他にも「建築鉄骨製品検査技術者」「建築鉄骨超音波検査」「建築高力ボルト接合管理技術者」といった鉄骨製品の検査技術に関する資格を認定しています。鉄骨工事では工事の現場管理や運用だけでなく、鉄骨自体の品質管理も非常に重要です。そのため、鉄骨の検査技術に関する専門性を合わせて身に付けておくと、鉄骨工事に関してより広範囲の業務をカバーできるのです。

有資格者は鉄骨工事を行う建設会社、あるいは建物の設計を計画管理する設計会社、材料となる鉄骨を扱う鋼材メーカーなどのさまざまな分野で活動することができます。