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シックハウス診断士

シックハウス診断士の概要

しっくはうすしんだんし

カビやダニ・細菌などが原因で体に不調を引き起こすシックハウス症候群。実は他にも様々な要因があるのを知っていますか。住環境はそこに住む人の健康に影響を与えるため、建築関連やハウスメーカーなどで働く人には専門的な知識が必要とされています。

シックハウス診断士とは?

近年、住宅の断熱化や気密化が進むにつれて、空気を汚染する化学物質が発生しやすくなるという現象が起きています。体質にもよりますが、鼻水や喉の乾燥、目のかすみなどの症状が出て、ひどくなると吐き気や頭痛・湿疹などを伴うこともあります。これらの症状をシックハウス症候群と呼び、他にも高湿度によるカビやダニ、ガスや石油ストーブから出る一酸化炭素・二酸化炭素・窒素なども発症の原因とされています。シックハウス診断士とはシックハウス症候群についての広い知識を持ち、住環境の空気環境を調査・測定・診断して、住む人が快適で安全に生活できるようアドバイスする専門家です。実際には住宅などの建物を新築・改修する際に空気環境の測定を行ったり、使用する建材や家具・日用品の選択や正しい使用方法などについてアドバイスを行ったりします。住環境に関する知識はもとより、建築や法律・医療・化学など幅広い分野の情報を駆使して仕事を進めることが必要です。また個々人の体質や生活スタイルによってもシックハウス症候群になる人ならない人、また程度も大きく異なってくるため、それらを考慮したアドバイスが求められています。

就職先は住宅メーカーや不動産関連、工務店などが多く、現在これらの業界で働いている人のスキルアップに役立つでしょう。また、これから関連業界で働きたいと考えている人には有利になる資格です。資格を取得することで資格手当が支給される会社も多く、アレルギー物質などが取り上げられる昨今、ますます活躍が期待される資格です。