プレハブ住宅コーディネーター
プレハブ住宅コーディネーターの概要
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平成28年に着工されたプレハブ住宅の戸数は148,528戸で対前年比は3.5%増(一般社団法人プレハブ建築協会調べ)と、年々増加の一途をたどるプレハブ住宅。そんな中ハウスメーカーなどで注目されているのが「プレハブ住宅コーディネーター」です。
プレハブ住宅コーディネーターとは?
プレハブとは「Pre-fabrication」の略で、工場などの施設で事前に建築に使用する建材や部品の生産・加工・組立までを行うことを指します。プレハブ住宅のメリットは、コンピューターやロボットを駆使した最新技術を持つ工場で均一で精度の高い商品を作り出せる点にあります。規格をクリアし、品質管理が徹底された商品は安心・安全な家づくりのために欠かせません。また、プレハブシステムによって商品を大量に生産することができるので、コストを抑えた商品を作ることも可能になりました。従来のプレハブ住宅メーカーは、商品の開発から設計・営業・生産・組立・アフターサービスまでを一貫して行うことで、トータルに快適な住宅づくりに携わっています。
プレハブ住宅コーディネーターとは、プレハブ住宅に関する全般的な知識・建築・インテリアやエクステリア・営業・税制度など幅広い分野の知識を持ち、安心して住むことができる家づくりをお手伝いする専門家です。昨今はコンプライアンスの観点からも、関連法規に対する知識を持つ人材の需要が高まっています。主な職場はプレハブ住宅メーカーやハウスメーカー、リフォーム関連会社、工務店など多岐に渡ります。プレハブ住宅コーディネーターの資格を取得することでお客様や関連会社に安心感や信頼感を与えることができ、会社では給料アップや資格手当が支給されるケースもあります。また、関連会社に就職・転職を希望している人にとっては有利になる資格でしょう。