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一級建築士

一級建築士の概要

いっきゅうけんちくし

建築業界は資格が強い効力を発揮する職場です。安全面などにおいての責任能力を問われるケースが多いので、知識と
スキルの証明である資格はなくてはならないものだと言えるでしょう。

一級建築士とは?

一級建築士とは国土交通大臣の免許を受けて発行される国家資格で、家やビルなどの建築物の意匠や構造や設備などを設計する際に必要となる資格のことです。また、一級建築士資格があれば設計業務の他にも、建築の現場管理者や現場監督とは違った第三者の視点に立って、工事を設計図どおりに進めるための指示や確認を行う工事監理業務に携わることもできます。さらに、設計における調査や企画、建築契約での事務、各種コンサルティングなどといった手続き業務も一級建築士資格所持者の職務となります。

建築士の資格には一級建築士、二級建築士、木造建築士という3つの種類があり、資格によって設計・工事監理できる建築物の構造や規模などが異なります。それから同種の資格として、建築におけるそれぞれの専門分野に特化した構造設計一級建築士、設備設計一級建築士という資格もあります。

平成28年に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」という資料によると、一級建築士として働く男性の平均年収は652.6万円、平均月収は44.8万円、年間賞与などは114.7万円となっています。一方で、女性の場合は平均年収が544.8万円、平均月収が34.4万円、年間賞与などが131.5万円となっています。

一級建築士は建築物の設計や工事監理を行うための資格ですから、建築に関わる企業や事務所で働く時に大いに役立つでしょう。二級建築士や木造建築士では扱えない建築物にも対応できるのが強みです。それから一級建築士資格所持者であれば、建築士としての独立も可能となるでしょう。