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建築設備検査資格者

建築設備検査資格者の概要

けんちくせつびけんさしかくしゃ

建築関係には様々な資格がありますが、建築設備検査資格者も建設関係で働く人にとっては重要となることがある資格のひとつです。

建築設備検査資格者とは?

建築設備検査資格者とは、建築基準法第12条第2項に規定されている事項に基づき、建物の建築設備について安全検査を行って特定行政庁へ報告することができる資格です。検査する設備は「換気設備、排煙設備、非常用の照明設備、給水設備及び排水設備」と多岐に渡っており、設備点検のスペシャリストといえます。

名前が似ている資格として「建築設備士」という資格がありますが、こちらは建築士が建物を設計する際に設備についてアドバイスをすることができる資格です。「建築設備士」が建物建築前に必要な資格であるのに対して、建築設備検査資格者は建物完成後に必要となる資格といえます。

建物の安全管理はどこの企業でも大変重要な問題ですので、建築設備検査資格者の仕事も非常に重要なものであるといえます。もし手を抜いて検査した結果、事故が起きた時には相手方に対して多大な迷惑をかけるとともに、経済的な損失も与える可能性もあります。そのため、この資格の保有者は建設設備会社やメンテナンス会社などで重宝されますが、この資格の取得難易度はそれほど高くないため、資格手当や給与面での優遇は他の重要な資格と比べるとあまり大きな期待はできないかもしれません。できれば、同じ団体が主催しているエレベーターやエスカレーター等に関して定期的に検査する資格を持つ「昇降機検査資格者」もセットで合格しておくことが望ましいでしょう。「昇降機検査資格者」の難易度もそれほど高くありませんので、取得しておくことで仕事の幅が確実に広がります。