2万人の職人に使われている全国の工事会社が使うクラフトバンクオフィス。
「クラフトバンクオフィスの評判は実際どう?」「料金に見合う効果はある?」「現場で本当に使われる?」、そういった評判や使いやすさが気になる会社様も多いのではないでしょうか?
この記事では、公開されている導入事例や最新のサービス情報をもとに、評判・料金・メリット・デメリット・向いている会社をまとめます。
こちらの記事では、クラフトバンクオフィスを提供するクラフトバンク株式会社が単なる機能紹介ではなく、導入する価値があるのかを判断できるように解説します。
クラフトバンクオフィスを導入すべきか無料で相談してみる(経営相談も対応可)
クラフトバンクオフィスの評判を先にまとめると?
クラフトバンクオフィスの公開されている導入事例やサービス情報から評判を整理すると、特に評価されているのは「事務作業の削減」「原価・利益の見える化」「自社業務へのカスタマイズ」「現場への定着支援」の4点です。
一方、料金をWeb上だけで比較しにくいことや、単機能SaaSより導入に時間がかかることは、事前に理解しておきたいポイントです。
評判の傾向 | 実際に確認できること | 導入を検討するときの見方 |
|---|---|---|
事務作業が大きく減った | 月約80時間かかっていた転記・集計作業が不要になった事例がある | 紙・Excelへの転記が多い会社ほど効果を感じやすい |
原価や利益が見えるようになった | 毎日約2時間の原価集計が不要になり、営業利益の黒字転換につながった事例がある | 「忙しいのに利益が残らない」会社と相性がよい |
複数システムをまとめられた | 多重入力を解消し、1件あたりの入力時間が半減した事例がある | ツールを増やしすぎて二重入力が発生している会社に向く |
自社のやり方に合わせやすい | 取引先指定帳票の自動作成や独自の見積・業務フローへの対応事例がある | 「うちは特殊だからSaaSでは無理」と感じている会社ほど確認する価値がある |
現場への定着まで支援してもらえる | 全国での対面支援や職人向け説明会を実施している | 過去に「システムを入れたが現場が使わなかった」会社の不安を減らしやすい |
料金だけでは比較しにくい | 料金は導入内容に応じた個別見積もり | 最安のシステムを探している場合は他サービスも比較した方がよい |
導入に準備が必要 | 業務整理やカスタマイズを含め、数週間〜数か月かけて導入するケースがある | 「明日から日報だけ使いたい」という用途には向きにくい |
ここで重要なのは、クラフトバンクオフィスを「日報アプリ」「施工管理アプリ」としてだけ評価しないことです。
一般的なSaaSでは、用意された機能に自社の業務を合わせます。一方、クラフトバンクオフィスは、現在使っているExcelや帳票、現場の報告方法、原価管理のやり方まで確認したうえで、必要な仕組みを会社側に合わせて作っていきます。
そのため、価格表だけで「高い・安い」と判断するより、転記や集計をどこまでなくせるか、複数ツールをどこまでまとめられるか、導入後も使い続けられるかまで含めて判断する必要があります。
そもそもクラフトバンクオフィスとは?
クラフトバンクオフィスは、建設会社向けの工事管理・経営改善システムです。
日報や写真管理だけをデジタル化するのではなく、現場で発生した情報を事務作業や経営数字までつなげることを目的としています。
たとえば、現場で職人が日報を入力した場合、次のように情報がつながります。
現場
職人がスマートフォンから日報・人工・作業内容などを入力
↓
案件管理
日報・写真・仕入・見積・請求などが工事ごとに集まる
↓
事務
出面・原価・工事台帳・請求などへ同じ情報を利用
↓
経営
工事ごとの売上・原価・粗利などを確認
ポイントは、紙の日報をそのままスマートフォンへ置き換えることではありません。
現場で一度入れた情報を、事務員がもう一度Excelへ打ち直さなくてよい状態をつくることです。
クラフトバンクオフィスでは、日報・作業報告、差配・予定管理、工程表、打刻・出面集計、写真・図面管理、積算・拾い出し、見積・実行予算、請求・入出金管理、工事台帳、売上・原価管理、経営レポートなど、現場・事務・経営にまたがる約30の業務をまとめて管理できます。「施工管理システム」というより、現場で起きたことを会社の数字までつなげる仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
クラフトバンクオフィスの実際の評判は?
クラフトバンクオフィスは、一般消費者向けサービスのように、口コミサイトへ大量のレビューが投稿されている製品ではありません。
一方、公式サイトでは会社名・工種・従業員規模を明らかにした導入事例が多数公開されています。
公式事例なので第三者口コミとは性質が異なりますが、「導入前に何が問題だったか」「何時間削減できたか」「どの業務が変わったか」まで確認できるため、自社と似た会社を探す際には参考になります。
ここでは、クラフトバンクオフィスの特徴が分かりやすい3社を紹介します。
月80時間かかっていた転記・集計作業が不要に
基礎・外構工事を行う六合木材株式会社では、以前は紙やLINEで現場から報告を受け、その内容をExcelへ転記して原価管理を行っていました。
原価集計表の作成には毎日2〜3時間かかっていましたが、クラフトバンクオフィス導入後は、職人が現場から入力した日報をもとに労務費などを自動集計。日報から出勤簿も作成されるようになり、月約80時間かかっていた転記・集計作業が不要になっています。
この事例で注目したいのは、「Excelへの入力が速くなった」のではなく、転記という仕事そのものをなくしていることです。
紙・LINE・Excelの間を人がつないでいる会社ほど、効果をイメージしやすい事例です。
六合木材株式会社の導入事例を見る
複数システムへの入力をまとめ、入力時間が半減
電気工事を行う株式会社ENE'sでは、営業部・工事部・管理部がそれぞれ異なるシステムを利用していました。
同じ物件情報を複数のシステムへ入力し、情報を確認するときには別部署へ問い合わせる必要もあったといいます。
クラフトバンクオフィス導入後は、現場管理業務を一つのシステムへ集約。多重入力がなくなり、1件あたりの情報入力時間が半分になりました。
同社が導入理由として挙げているのが、自社の業務に合わせて柔軟にカスタマイズできることです。
「DXのためにツールを増やした結果、むしろ入力先が増えた」という会社にとって参考になる事例です。
毎日2時間の原価集計が不要になり、営業利益も黒字化
民間・公共土木を手掛ける航優技巧株式会社では、導入前、社長と専務が毎日約2時間をかけて現場単位の売上・原価・粗利を集計していました。
導入後は、月・職人・協力会社などさまざまな単位で経営数字が自動集計されるようになり、毎日の集計作業が不要になりました。
さらに、日報で重機や資材の利用状況を報告することで現場にもコスト意識が生まれ、営業利益の黒字転換につながったと紹介されています。
この事例から分かるのは、クラフトバンクオフィスが単なる事務効率化ツールではないことです。
数字が早く見えることで、工事の受け方や原価の使い方まで変えられる。
削減時間だけでなく、経営改善まで含めて導入効果を考えられます。
クラフトバンクオフィスが評価される理由① 自社の業務に合わせてカスタマイズできる
建設会社がSaaS導入でつまずきやすい理由の一つが、「自社の仕事のやり方とシステムが合わない」ことです。
たとえば、
- 元請によって提出帳票が違う
- 独自のExcelを何年も使っている
- ベテラン社員しか分からない単価計算がある
- 特殊な階層構造の見積書を使っている
- 取引先指定のフォーマットへ毎月転記している
といった業務です。
一般的なSaaSでは、ある程度「システム側の型」に会社の業務を合わせる必要があります。
クラフトバンクオフィスでは、現在使用している帳票や業務フローを確認し、その会社に必要な仕組みを作り込むことができます。
たとえば空調設備工事を行う港南空調サービスでは、取引先ごとに指定された出勤簿や作業月報へ手作業で転記していました。
導入後は、職人がスマートフォンで日報を入力すると、取引先指定フォーマットへ情報が自動反映される仕組みに変更されています。
港南空調サービスの導入事例を見る
最新の製品情報では、980社超でカスタマイズ実績があり、29工種に対応しています。
クラフトバンクオフィスのカスタマイズは、表面的な設定変更だけではありません。
今、人がExcelや電卓、転記でつないでいる業務そのものを、会社のやり方に合わせて仕組みにすること。
ここが一般的なパッケージ型SaaSとの大きな違いです。
クラフトバンクオフィスが評価される理由② ITが苦手な職人にも「使ってください」で終わらない
建設会社のシステム導入でよく起きるのが、「経営者は導入したい。事務員も使える。でも現場が使わない」という問題です。
どれだけ高機能でも、毎日情報を入れる職人が使わなければ、原価も日報も予定も正しく集まりません。
クラフトバンクオフィスでは、現場側の操作負担を抑えるため、スマートフォンやLINEを活用した運用ができます。日報や写真を送るためだけに、職人全員へ複雑な管理画面の操作を覚えてもらう必要はありません。
さらに重要なのが、導入方法です。
クラフトバンクオフィスでは全国47都道府県で対面支援を行っており、初期設定だけでなく、実際に利用する職人向けの説明会も実施しています。
つまり、システムを渡す → マニュアルを送る → あとは社内で頑張るという導入ではありません。
システム導入に失敗した会社では、
- 誰が入力するのか決まっていなかった
- 現場への説明が足りなかった
- 既存業務と新システムが二重運用になった
- 分からないことを相談できず使わなくなった
といったことが原因になっている場合もあります。
過去に「システムを入れたけれどExcelへ戻った」という会社ほど、機能だけでなく、導入後に誰が現場まで入り、定着を支援するのかまで比較することが重要です。
クラフトバンクオフィスが評価される理由③ 現場だけでなく経営数字までつながる
日報をスマートフォンで書ける。写真をクラウドに保存できる。予定を社員全員で共有できる。これだけでも現場は便利になります。
ただ、経営者にとって本当に知りたいのは、「結局、この工事はいくら儲かっているのか」ではないでしょうか。クラフトバンクオフィスでは、見積に登録した原価を実行予算として利用し、日報から労務費、仕入から材料費などの実績を同じ工事へ積み上げていきます。
そのため、
「完工した」
↓
「経理が集計した」
↓
「実は赤字だった」
ではなく、
工事の途中で原価と粗利を確認し、赤字になる前に手を打つ
という管理がしやすくなります。つまり、目指しているのは「日報をデジタル化すること」そのものではありません。
現場で発生した情報を、経営判断に使える数字へ変えることです。
「事務作業を減らしたい」だけでなく、「どの仕事で儲かっているのか分かる会社にしたい」という経営者にとって、この違いは大きいでしょう。
クラフトバンクオフィスの料金は高い?
クラフトバンクオフィスを検討するとき、特に気になるのが料金でしょう。
現在の料金は、導入する機能やカスタマイズ内容などに応じた個別見積もりです。
そのため、Web上の料金表だけを見て「月額○円だから高い・安い」と判断することはできません。また、インターネット上に過去の料金体系と思われる金額が掲載されている場合もありますが、現在の見積もりと同じとは限りません。
では、料金の高さをどう判断すればよいのでしょうか。
ポイントは、「1IDあたりいくらか」だけでなく、今の業務にかかっているコストと比較することです。
たとえば現在、
- 日報を事務員がExcelへ転記している
- 出勤簿と日報を突き合わせている
- 同じ案件情報を複数ツールへ入力している
- 月末に数日かけて原価を集計している
- 元請指定の帳票へ毎回書き直している
- 社長自身が夜や休日に見積・請求を作っている
という会社であれば、これらに使っている時間も現在のコストです。
実際の導入事例では、月80時間の転記・集計が不要になった会社や、毎日2時間の集計がなくなった会社があります。
一方、「日報だけスマートフォンにしたい」という会社であれば、より安価でシンプルなサービスの方が費用対効果は合いやすいでしょう。
つまり、クラフトバンクオフィスの料金が高いかどうかは、どこまで会社の業務を置き換えられるかによって変わります。
低価格なSaaSとの違い
比較項目 | 低価格な単機能SaaS | クラフトバンクオフィス |
|---|---|---|
日報など一部機能だけ使いたい | 向いている | オーバースペックになる場合がある |
現場から経営までまとめたい | 複数サービスが必要になりやすい | 一つの仕組みにまとめやすい |
自社独自の帳票・業務 | システム側へ合わせることが多い | 自社の業務に合わせてカスタマイズ |
導入前の業務整理 | 自社で行うケースが多い | 課題整理から支援 |
職人への説明 | 自社で行うケースが多い | 職人向け説明会も実施 |
導入後の定着 | 自社主体になりやすい | 専任担当者が伴走 |
導入スピード | 比較的早い | カスタマイズ内容に応じて時間が必要 |
一つの機能を最安で入れたいのか、それとも会社全体の業務を変えたいのか。ここを決めてから料金を比較すると、自社にとっての高い・安いを判断しやすくなります。
クラフトバンクオフィスのデメリット・注意点
クラフトバンクオフィスには強みがありますが、すべての会社に最適なサービスではありません。導入後に「思っていたのと違った」とならないためにも、注意点を確認しておきましょう。
1.料金表だけを見て比較できない
料金は個別見積もりのため、Webサイトだけでは導入費用を確定できません。
「料金表だけで3社比較して、最も安いものを選びたい」という場合には比較しにくいサービスです。
問い合わせ時には、
- どの業務を対象にするのか
- どこまでカスタマイズするのか
- 現在のシステムを残すのか
- 誰が何人使うのか
まで確認したうえで見積もりを比較する必要があります。料金だけでなく、「どの作業がなくなるのか」まで確認するのがおすすめです。
2.日報だけ欲しい会社にはオーバースペックになる可能性がある
クラフトバンクオフィスの強みは、現場・事務・経営をつなげられることです。
そのため、
「紙の日報だけスマートフォンにしたい」
「写真をクラウドで共有できれば十分」
という会社であれば、よりシンプルなサービスの方が合う場合があります。多機能であること自体がメリットなのではありません。
自社が解決したい課題より、システムの範囲が大きすぎないかは確認しましょう。
3.導入には一定の準備期間が必要
クラフトバンクオフィスでは、現在の業務を確認し、課題を整理し、必要に応じて会社ごとの仕組みを作ったうえで導入します。そのため、アカウントを作った翌日から全社で本稼働するタイプのサービスとは異なります。導入内容によっては、開発・準備に数週間〜数か月かかります。「来週から日報だけ使いたい」という場合には、もっと早く始められるサービスもあります。
一方、
- 今使っているExcelをどうするのか
- 元請指定帳票をどうするのか
- 誰が入力するのか
- 現場と事務でどう役割分担するのか
を整理せず導入すると、既存業務と新システムが二重になり、かえって仕事が増えることもあります。クラフトバンクオフィスは、スピードだけでなく、導入後に実際の業務として回る状態を作りたい会社向けです。
4.第三者レビューだけでは判断しづらい
クラフトバンクオフィスは、一般的なSaaSレビューサイトに大量のユーザー口コミが掲載されている製品ではありません。
一方、公式サイトには工種や従業員規模の異なる導入事例が公開されています。
導入前には、
- 自社と同じ工種
- 自社と近い従業員規模
- 自社と同じ課題を持っていた会社
の事例を確認するとよいでしょう。
そのうえでデモでは、自社で今使っているExcelや帳票を実際に見せて、どう置き換わるのか確認すると導入後をイメージしやすくなります。
クラフトバンクオフィスが向いている会社
ここまでの評判や特徴を踏まえると、クラフトバンクオフィスが特に向いているのは、便利なツールが欲しい会社というより、今の仕事の回し方そのものに課題を感じている建設会社です。
紙・Excel・LINEが混在している会社
予定はホワイトボード、日報は紙、写真はLINE、原価はExcel、請求は別システム。
こうした状態では、一つの工事について同じ情報を何度も入力することになります。
現場側では「もう報告した」と思っているのに、事務側では「必要な情報がない」ということも起こります。
クラフトバンクオフィスは、こうした情報を案件単位で集め、日報・写真・見積・仕入・請求・原価をつなげたい会社と相性があります。
同じ情報を何回入力しているかを数えてみると、導入余地が分かりやすいでしょう。
工事が終わるまで利益が分からない会社
「売上は増えているのに、お金が残らない」
「忙しい現場ほど本当に儲かっているのか分からない」
「原価は月末にならないと見えない」
という会社にも向いています。クラフトバンクオフィスでは、日報の人工や仕入情報などを工事原価へ反映できるため、完工前から採算を確認しやすくなります。
重要なのは、赤字になりそうな工事を途中で把握し、人員配置や仕入、次回の見積単価を変えられることです。
社長やベテラン社員に業務が属人化している会社
「あの人しか単価が分からない」
「あの人が休むと見積を作れない」
「昔の案件について社長しか分からない」
こうした状態は、退職・休職・事業承継のタイミングで大きなリスクになります。
クラフトバンクオフィスでは、標準機能にない帳票や運用ルールも会社に合わせて仕組み化でき、過去の見積や案件情報、単価などを会社のデータとして残していくことができます。
「人をシステムに置き換える」のではなく、その人しか知らなかった判断材料を、次の人も使える状態にするイメージです。
過去にシステム導入へ失敗した会社
特に相性を確認してほしいのが、過去にSaaS導入へ失敗した会社です。
たとえば、
- 職人が入力してくれなかった
- 事務員だけが使うシステムになった
- Excelと新システムの二重入力になった
- 初期設定が分からないまま放置された
- 担当者が退職したら誰も触らなくなった
といったケースです。
こうした失敗は、「機能が少なかったから」とは限りません。
導入前の業務整理や現場への説明、運用開始後のフォローが不足していることもあります。
クラフトバンクオフィスでは、初期設定、カスタマイズ、職人向け説明会、導入後の伴走まで行います。
そのため、「ITに詳しい人が社内にいないからこそ、導入まで一緒に進めてほしい」会社にも検討余地があります。
逆にクラフトバンクオフィスが向いていない会社
一方、次のような会社では、別のサービスも含めて比較した方がよいでしょう。
- とにかく最安のシステムを探している
- 日報・写真など一つの機能だけ使えればよい
- 既存システムですでに現場から経営まで問題なく一元管理できている
- 自社にIT担当者がおり、業務整理・システム設計・導入・定着まで自社で進められる
- 自社独自のやり方を残す必要がなく、標準的なSaaSの運用へ合わせられる
- 数週間〜数か月かけるより、とにかく早く使い始めたい
クラフトバンクオフィスの強みは、単純な機能数ではありません。
自社の業務を整理し、必要な仕組みを作り、実際に現場で使われるところまで支援することです。
ここに必要性を感じない会社であれば、よりシンプルで低価格な製品の方が合理的です。
反対に、ここが今までのシステム導入で一番困っていた部分なら、比較対象に入れる意味があります。
クラフトバンクオフィスでできること
クラフトバンクオフィスでは、現場だけでなく、事務・経営まで幅広い業務をカバーしています。
分類 | 主な業務 |
|---|---|
現場 | 日報・作業報告、差配・予定管理、工程表、打刻・勤怠・出面集計、写真・図面管理、LINE連携、休暇・残業申請、車両・道工具管理、経費精算など |
事務 | 積算・拾い出し、見積・実行予算、発注書、仕入・支払、請求書処理、安全書類、資格期限管理、出来高管理、請求・入金管理、顧客・協力会社管理など |
経営 | 売上・原価管理、工事台帳、経営レポート、受注残管理、経営事項審査、権限管理、他システム連携、データ整備など |
重要なのは、これらが別々のアプリとして存在しているのではなく、同じ案件のデータとしてつながることです。
職人が日報を入力する
↓
人工が労務費として工事原価へ反映される
↓
見積時の実行予算と実績を比較できる
↓
現在の粗利が更新される
また、
請求書をアップロードする
↓
AIが仕入先・金額・件名などを読み取る
↓
対象案件の原価へ反映する
↓
支払管理へつなげる
といった使い方もできます。
クラフトバンクオフィスでは、一度入力した情報を他の業務でも使い、二度目・三度目の入力をなくすことを重視しています。
建設会社のDXは「システムを入れる」だけでは進まない
建設業でも、人手不足への対応や生産性向上のため、ICT活用の重要性が高まっています。
国土交通省も、建設業の持続可能な発展や生産性向上に向けて、ICTの導入・活用や業務効率化を促しています。
国土交通省「建設業におけるICTの導入・活用に向けた施策について」
ただし、建設会社のDXで難しいのは、システムの契約そのものではありません。
現場・事務・経営の仕事のやり方を、実際に変えることです。
日報システムを入れても、職人が入力せず、事務員が後から代わりに入力しているなら、会社全体の仕事はあまり減っていません。原価管理システムを入れても、材料費や労務費が翌月まで入らないなら、経営者が見たいタイミングで数字を確認できません。
だからこそ、施工管理システムを選ぶときには、
- 何ができるか
- いくらか
- 誰が入力するのか
- 今のExcelや紙を本当にやめられるのか
- 現場が使わなかった場合に誰がフォローするのか
- 入れたデータが経営数字までつながるのか
まで確認することが重要です。
クラフトバンクオフィスの対面支援やカスタマイズは、こうした「導入した後に使われるか」という問題まで含めて設計されている点に特徴があります。
運営会社は信頼できる?クラフトバンク株式会社について
工事原価や売上、取引先、従業員などの情報を扱うシステムだからこそ、「どの会社が運営しているのか」も導入判断では重要です。
クラフトバンクオフィスを提供しているのは、クラフトバンク株式会社です。弊社には建設業向け伴走型AI・DX共創事業などを展開し、東京・大阪・福岡・北海道・仙台に拠点を設置。33都道府県に担当者が在籍しています。
また、地方銀行・信用金庫など75行庫以上との連携実績があり、情報管理面ではISO/IEC 27001:2022とプライバシーマークを取得しています。
「クラフトバンク」という会社そのものの評判や他のサービスについては、別の記事でまとめています。
クラフトバンクオフィス導入までの流れ
クラフトバンクオフィスは、申し込んでアカウントを発行すれば終わり、という導入方法ではありません。
現在の業務を確認し、どこを変えるのか決めたうえで、実際に現場と事務で使える状態を作っていきます。
STEP1 無料相談
まずは現在の業務の進め方や、困っている業務、経営上の課題などを確認します。
「このExcelへの入力が毎月面倒」「日報を誰も出してくれない」「工事の利益が分かるのが遅い」といった状態でも相談できます。
同じ工種や似た規模の会社の事例も確認しておくと、自社の導入イメージを持ちやすくなります。
STEP2 課題整理・方針決定
現在の業務を確認し、どこから、どの順番で改善するのかを決めます。
何でも一度にデジタル化するのではなく、現場の負担を増やさず効果が出やすい業務から進めるなど、自社に合った導入範囲を決めます。
STEP3 必要な仕組みを作る
現在使用しているExcelや帳票、業務フローなどをもとに、必要な仕組みを作ります。
標準機能で対応できない帳票や運用については、必要に応じてカスタマイズします。内容によっては、数週間〜数か月かけて準備します。
STEP4 実際の業務で利用開始
事務所や現場で実際に利用しながら運用を確認します。
使って初めて分かる不便や、現場と事務の認識の違いもあるため、実際の業務の中で調整していきます。
STEP5 職人向け説明会
実際に日報や打刻などを行う職人に対して、クラフトバンク側から操作方法を説明します。
「新しいシステムのURLだけ送られてきた」という状態にしないことは、定着にとって重要です。
STEP6 導入後も伴走
導入後も専任担当者が状況を確認し、運用上の要望や課題に対応します。
「契約→ID発行→終了」ではなく、現場で実際に使われる状態まで一緒に進めることがクラフトバンクオフィスの特徴です。
相談する際には、今使っているExcel、紙の帳票、日報、見積書などを用意しておくと、「何を置き換えられるのか」を具体的に確認できます。
クラフトバンクオフィスの評判についてよくある質問
クラフトバンクオフィスの料金はいくらですか?
料金は、導入する業務やカスタマイズ内容などに応じた個別見積もりです。
Web上に過去の料金情報が掲載されている場合がありますが、現在の契約条件と同じとは限りません。
最新料金を確認するときは、自社が使いたい範囲を伝えたうえで見積もりを依頼しましょう。
また、料金だけでなく、「今行っているどの作業がなくなるのか」「他のシステムを何個置き換えられるのか」まで確認すると、費用対効果を判断しやすくなります。
デモを見ることはできますか?
はい。オンラインまたは訪問でのデモを依頼できます。
一般的な機能を見るだけでなく、自社が現在使っているExcelや帳票を用意し、
「この作業はどう変わるのか」
「この帳票はそのまま使えるのか」
「現場の職人は何を入力するのか」
まで確認すると、導入後のイメージを持ちやすくなります。
ITが苦手な職人でも使えますか?
スマートフォンやLINEを活用した運用が可能です。
また、初期設定から定着までの対面支援や職人向け説明会も行っているため、新しいシステムを渡して各自で覚えてもらうだけの導入ではありません。
導入前には、職人が実際にどの画面を使うのか、日報や打刻に何ステップ必要なのかをデモで確認しておくと安心です。
自社独自のExcelや帳票にも対応できますか?
会社独自の帳票や運用ルールについてもカスタマイズできます。
実際に、取引先指定の出勤簿や作業月報へ情報を自動転記する仕組みを作った事例や、既存ツールでは対応できなかった見積形式へ対応した事例があります。
「うちのExcelは特殊だから無理だろう」と決めつける前に、実際のファイルを見せて確認してみるのがおすすめです。
今使っているシステムを入れ替える必要がありますか?
必ずしもすべて入れ替える必要はありません。会計ソフトなど既存システムとの連携や、散らばったデータの整理にも対応しています。
現在うまく使えているシステムまで無理に捨てるのではなく、「何を残して、何をクラフトバンクオフィスへまとめるのか」を整理して導入できます。
クラフトバンクとクラフトバンクオフィスは違うものですか?
はい。クラフトバンクオフィスは、クラフトバンク株式会社が提供する建設会社向けの工事管理・経営改善システムです。「クラフトバンク」という会社そのものの評判や、他のサービスについて知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
まとめ|クラフトバンクオフィスは「安いシステム」より「現場で使われる仕組み」を求める会社向け
クラフトバンクオフィスの導入事例を見ると、評価されているのは単に「画面が便利」「機能が多い」という部分ではありません。
月80時間の転記・集計が不要になった会社。毎日2時間かかっていた原価集計がなくなった会社。複数システムへの入力を一本化し、入力時間が半分になった会社。元請指定の帳票への転記を自動化した会社。
共通しているのは、今まで人がつないでいた業務を、仕組みに変えていることです。
クラフトバンクオフィスは、
- とにかく最安のシステムを入れたい
- 日報や写真管理など一つの機能だけあればよい
という会社には、必ずしも向いていません。
一方、
- 紙やExcelへの転記を本気でなくしたい
- 現場・事務・経営の情報を一つにつなぎたい
- 工事が終わる前に利益を把握したい
- 独自の帳票や仕事のやり方が多い
- 社長やベテラン社員への属人化を減らしたい
- これまでSaaSを導入しても現場に定着しなかった
- IT担当者はいないが、会社の業務を変えたい
という建設会社にとっては、比較する価値があります。特に過去にシステム導入で失敗している会社ほど、次は「何ができるか」「いくらか」だけでなく、自社の業務に合わせられるか、現場が本当に使えるか、定着するまで誰が支援するかまで確認してみてください。
まずは、
「自社と同じ工種では、どんな改善事例があるのか」
「今使っているExcelや帳票は、どこまで置き換えられるのか」
「今、一番時間を使っている作業をなくせるのか」
を確認すると、自社に合うサービスか判断しやすくなります。