助太刀は、建設職人さんや工事会社が新しい取引先を探すための建設業向けマッチングサービスです。協力会社を探したい発注者と、元請・取引先を探したい受注者の双方が利用できます。
特に、既存の人脈だけでは協力会社を確保しにくい会社や、繁忙期に建設職人さんを探したい会社、新しい元請・取引先との接点を増やしたい会社に向いています。
この記事では、助太刀の機能・料金・評判・口コミ、デメリット、向いている会社を整理します。
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助太刀とは?建設職人さん・工事会社・元請を探す建設業向けマッチングサービス
助太刀は、建設事業者と建設職人が新しい取引先を探すためのマッチングサービスです。公式サイトでは、23万以上の事業者に利用されていると案内されています。
市区町村・職種・資格・実績などの条件から建設職人や工事会社を探し、プロフィールを確認してメッセージを送れます。受注者側は元請や取引先を探し、発注者側は協力会社・建設職人さん探しに利用できます。
助太刀の主な機能
機能 | 主な用途 |
|---|---|
建設職人・工事会社の検索 | 職種・地域・資格などから取引候補を探す |
メッセージ | 仕事内容や条件を直接確認する |
評価・推薦 | 取引相手を検討する材料に使える |
検索条件の保存 | よく使う検索条件を保存する |
2026年1月には、従来の現場掲載機能が「実績・繁忙度」へ変更されました。施工内容などの実績と、月ごとの忙しさを確認しながら相手を探せるようになっています。
法人向けのビジネスプラン・エンタープライズプランでは、メッセージの一斉送信、PCからの利用、複数担当者での運用など、協力会社探しを効率化する機能が増えます。
なお、建設業向け求人サービスの「助太刀社員」は、協力会社・元請を探す助太刀とは目的が異なります。社員採用を行いたい場合は、取引先探しとは分けて検討しましょう。
参考:助太刀公式サイト、助太刀法人プラン公式ページ(2026年10月26日確認)
助太刀の料金:ライトプランは月額19,800円(税抜)
助太刀には無料プランと法人向けの有料プランがあります。
2026年10月26日時点で、公式サイト上に具体的な料金が掲載されている法人向けプランはライトプランです。ビジネスプランとエンタープライズプランは具体的な料金が公開されていないため、問い合わせが必要です。
プラン | 料金 | 主な利用方法 |
|---|---|---|
無料プラン | 0円 | 元請・取引先を探したい受注者など |
ライトプラン | 月額19,800円(税抜) | スマートフォンで協力会社を探したい小規模法人 |
ビジネスプラン | 要問い合わせ | PC利用・一斉送信・複数担当者で協力会社を探したい法人 |
エンタープライズプラン | 要問い合わせ | 全国規模で協力会社を探したい法人 |
ライトプランは月払い19,800円(税抜)のほか、6か月99,000円(税抜)、1年198,000円(税抜)のパックが用意されています。
ライトプランでは、アプリから建設職人・協力会社を検索できます。新規メッセージは月25件までで、一斉送信やマイリスト管理、PC版での受注者検索などは利用できません。
そのため、スマートフォンを使って限定した地域で協力会社を探す場合はライトプラン、PCを使いたい場合や複数の候補へ効率的に連絡したい場合はビジネスプラン以上を比較するとよいでしょう。
料金を比較するときは月額だけでなく、検索できる地域、職種、新規メッセージ数、PC利用、複数担当者での運用、サポートの有無まで確認することが重要です。
参考:助太刀ライトプラン公式ページ、助太刀プラン比較(2026年10月26日確認)
助太刀の評判・口コミ
助太刀の良い評判・導入事例:既存人脈以外から協力会社を探せる
公式の導入事例では、既存の紹介だけに頼らず、新しい協力会社を開拓できた事例が紹介されています。
株式会社テクノスターでは、以前は協力会社探しを紹介に頼っており、間に別会社が入ることで費用が大きくなることが課題でした。
助太刀の導入後は、案件のエリアを指定して協力会社を直接探し、取引できるようになったことで、中間コストや遠方から建設職人を呼ぶ交通費の削減につながったと紹介されています。
また、株式会社ネオマルスでは、助太刀を活用して新しい協力会社を開拓し、助太刀経由で契約した工事会社へ発注した工事が、2年弱で約2,000万円の売上につながったとされています。
同社では、単に協力会社を増やすだけでなく、これまで対応体制を十分に構築できていなかった地域や工種で、新しい協力会社との取引を増やせたことも成果として挙げています。
これらは各社個別の導入事例ですが、既存の人脈や紹介だけでは候補を広げにくい会社にとって、新しい協力会社を探す手段として活用できることがわかります。
参考:
助太刀公式導入事例「業界の“しがらみ”による『コスト1.5倍』を、助太刀で打破」
助太刀公式導入事例「助太刀を通じた協力会社開拓で、約2,000万円の売上につながった」
助太刀の気になる評判・口コミ:地域・職種によって利用体験が異なる可能性がある
App Storeでは、2026年10月26日時点で5点満点中3.6、1,218件の評価があります。
一方、公開されている代表的なレビューには2018年〜2020年の投稿も含まれています。サービスの利用者数や機能はその後大きく変わっているため、古い口コミだけで現在のマッチング状況を判断するのは適切ではありません。
また、助太刀全体では多くの事業者が登録していても、自社が必要とする地域・職種・時期に十分な候補がいるかは別の問題です。
導入を検討する際は、実際に自社の地域・職種で検索し、候補となる事業者の数や実績、繁忙度などを確認するとよいでしょう。
参考:App Store「建築・建設業の職人/工事会社探し - 助太刀」(2026年10月26日確認)
助太刀のデメリット・導入前の注意点
助太刀は新しい取引先を探す手段として利用できますが、サービスの性質上、導入前に確認しておきたい点があります。
地域・職種・時期によって候補数が異なる
助太刀全体では23万以上の事業者が利用していますが、実際に必要なのは、自社の地域で必要な職種の会社・建設職人が、必要な時期に対応できるかどうかです。
登録事業者数だけで判断せず、自社の条件でどの程度の候補が表示されるか確認しましょう。
現在は実績や繁忙度も確認できるため、対応可能な工事内容や時期も見ながら候補を探すことが重要です。
マッチング後は自社で取引条件を確認する必要がある
助太刀では、プロフィール、評価、推薦文、実績などを確認できます。
ただし、アプリ上で相手を見つけたこと自体が、施工品質や契約条件を保証するものではありません。
発注前には、施工実績、資格、保険、見積条件、支払条件などを確認しましょう。工事範囲・単価・工期・事故時の責任なども、注文書や契約書で明確にすることが重要です。
公式導入事例でも、新しい協力会社とは面談、秘密保持契約、基本契約、小規模工事での確認などを経て取引を広げている会社が紹介されています。
上位プランの料金は問い合わせが必要
ライトプランは公式サイトで料金を確認できますが、ビジネスプラン・エンタープライズプランは具体的な料金が公開されていません。
PC利用、一斉メッセージ、広い地域での検索、複数担当者での利用などが必要な場合は、必要な機能を整理して見積もりを取得しましょう。
受注後の工事管理は別途考える必要がある
助太刀の中心的な役割は、新しい建設職人・工事会社・元請を探すことです。
一方、受注後の日報回収、建設職人の予定管理、人工・材料費・外注費の集計、請求、案件ごとの原価・利益管理などは主目的ではありません。
助太刀を活用して取引先や工事件数が増えた結果、現場や事務の管理負担が大きくなってきた場合は、工事管理・経営管理の仕組みを別途整える必要があります。
助太刀が向いている会社
助太刀は、特に新しい取引先や協力会社を探したい会社と相性があります。
繁忙期に協力会社や建設職人さんを探したい会社
工事を受注しても、施工できる協力会社や建設職人が確保できなければ仕事を進められません。
これまで既存の協力会社や知人からの紹介だけで人員を確保していた会社では、助太刀を使うことで候補となる建設職人・工事会社を広げられます。
新しい元請や取引先を探したい会社
助太刀は発注側だけでなく、仕事を探している建設職人・工事会社も利用できます。
既存の元請への依存を減らしたい会社や、新しい地域・会社から仕事を受注したい場合にも利用できます。
スマートフォンで協力会社探しを進めたい小規模事業者
ライトプランは、小規模法人がスマートフォンから建設職人・協力会社を探す用途を想定しています。
経営者自身が現場へ出ており、事務所でまとまった時間を確保しにくい会社でも、アプリから候補を検索して連絡できます。
社員採用も進めたい会社
社員採用を行いたい場合は、建設業向け求人サービスの「助太刀社員」もあります。
ただし、協力会社探しと社員採用では目的が異なります。「外注先を増やしたいのか」「自社社員を採用したいのか」を分けて検討しましょう。
助太刀とクラフトバンクオフィスの違い
助太刀とクラフトバンクオフィスは、どちらも建設会社向けのサービスですが、解決する課題が異なります。
助太刀は、新しい建設職人・協力会社・元請を探すためのサービスです。クラフトバンクオフィスは、受注した工事の日報・予定・勤怠・見積・原価・利益などを管理する経営管理システムです。
そのため、どちらか一方を選ぶ競合サービスというより、利用する場面が異なります。
助太刀が向いているケース
助太刀は、新しい協力会社・建設職人・元請を探したい会社に向いています。
たとえば、次のような場合です。
- 繁忙期に協力会社が足りない
- 既存の人脈以外から建設職人を探したい
- 新しい元請・取引先を開拓したい
- 新しい地域へ施工体制を広げたい
- スマートフォンで協力会社探しを進めたい
クラフトバンクオフィスが向いているケース
クラフトバンクオフィスは、工事件数や取引先が増える中で、日々の現場・事務・原価管理を効率化したい建設会社に向いています。
特に専門工事会社で、次のような状態にある場合は検討しやすいでしょう。
- 日報を紙やLINEで回収している
- 日報の人工を事務担当者がExcelへ転記している
- 建設職人の予定をホワイトボードなどで管理している
- 材料費・外注費・経費を案件ごとに手作業で集計している
- 工事が終わるまで現在の利益がわからない
- 予定・日報・原価・請求の管理方法が分かれている
- 受注や現場数が増え、事務負担も増えている
助太刀で新しい協力会社や元請を探し、実際に受注・発注した工事についてはクラフトバンクオフィスで予定・日報・原価・利益などを管理する、といった使い分けも考えられます。
参考:助太刀公式サイト、助太刀法人プラン公式ページ、クラフトバンクオフィス公式サービスページ(2026年10月26日確認)
【対面サポート有】取引先が増えた後の現場・原価・利益管理について、クラフトバンクに無料で相談してみる
クラフトバンクオフィスなら増えた工事の日報・原価・利益をまとめて管理できる
新しい取引先や工事が増えると、日報の回収、建設職人の予定調整、原価集計、請求などの管理業務も増えます。
クラフトバンクオフィスは、こうした受注後の現場・事務・経営管理を効率化するためのシステムです。
日報の人工を労務費として工事原価に反映できる
建設職人が日報を入力すると、人工を労務費として工事原価の集計に利用できます。
さらに、材料費・外注費・経費なども案件ごとに管理することで、工事の途中でも現在の原価や利益を確認しやすくなります。
日報をスマートフォンへ置き換えるだけでなく、日々入力された情報を原価管理にも利用できることが特徴です。
建設職人さんの予定・日報・勤怠をまとめて管理できる
複数の工事を同時に進める専門工事会社では、「明日誰をどの現場へ出すか」という予定管理も重要です。
クラフトバンクオフィスでは、建設職人の予定、日報、勤怠、写真などを案件ごとに管理できます。
現場から受け取った情報を、事務担当者が別のExcelへ転記・集計する作業を減らしやすくなります。
案件ごとの原価・利益を工事途中から確認できる
売上が増えていても、人工や材料費、外注費が想定以上にかかれば、利益が残らない工事もあります。
クラフトバンクオフィスでは、日報から労務費、仕入情報から材料費などを案件ごとの原価として集計し、売上・原価・粗利を確認できます。
助太刀などを活用して取引先や受注機会を増やすだけでなく、増えた工事の採算まで管理したい会社では、別の役割を担うシステムとして検討できます。
日報管理から見直したい方は、建設業向け日報アプリの選び方も参考にしてください。
【対面サポート有】今使っている日報や原価管理表を見せて、クラフトバンクに無料で相談してみる
助太刀に関するよくある質問
助太刀は無料で使えますか?
無料プランがあります。ただし、プランによって検索できる相手、地域、職種、新規メッセージ数などが異なります。協力会社を積極的に探したい法人は、ライトプラン以上も比較しましょう。
助太刀ライトの料金はいくらですか?
2026年10月26日時点の公式ページでは、月払い19,800円/月(税抜)、6か月99,000円(税抜)、1年198,000円(税抜)です。
継続して協力会社を探す場合は、6か月・1年パックも比較するとよいでしょう。
助太刀で社員採用もできますか?
建設業向け求人サービス「助太刀社員」が提供されています。
協力会社・元請を探す「助太刀」と社員採用を行う「助太刀社員」は目的が異なるため、必要な人材確保方法に応じて使い分けましょう。
助太刀だけで工事の原価や利益も管理できますか?
助太刀は、新しい職人・工事会社・元請を探すマッチングが中心です。
日報、人工、材料費・外注費、見積、請求、案件ごとの原価・利益などを管理したい場合は、工事会社向けの経営管理システムを別途比較するとよいでしょう。
助太刀の口コミはどこまで参考にできますか?
口コミは実際の利用者の感想を確認できる一方、投稿された時期・地域・職種・利用目的によって評価が変わります。
特にマッチングサービスでは、自社の地域・職種・時期に候補となる事業者がいるかが重要です。過去の口コミだけで判断せず、実際に検索して確認するとよいでしょう。
まとめ
助太刀は、建設職人・工事会社・元請など、新しい取引先を探すための建設業向けマッチングサービスです。
特に、繁忙期の協力会社探し、既存人脈以外からの建設職人探し、新しい元請・案件の開拓などに向いています。
一方で、登録事業者数が多くても、自社が必要とする地域・職種・時期に相手が必ず見つかるとは限りません。また、マッチング後の施工実績や契約条件などは自社で確認する必要があります。
料金は無料プランのほか、ライトプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランがあります。2026年10月26日時点でライトプランは月額19,800円(税抜)から利用でき、ビジネスプラン・エンタープライズプランの料金は公開されていません。
助太刀とクラフトバンクオフィスは競合というより、利用する場面が異なります。
新しい建設職人・協力会社・元請を探すなら助太刀、受注後の予定・日報・勤怠・原価・利益などを管理するならクラフトバンクオフィスという違いで整理すると、自社に必要なサービスを判断しやすいでしょう。